雪国での家探しのポイント~寒い地域ではこんな建物を選ぼう(不動産編)

特集

寒いのって嫌ですよねー!
もう、ほんと、冬は無理。
寒いところに住むなんて、僕には絶対理解できません。

どうも!
今朝の気温はマイナス13℃。
冬が大嫌いなのに雪国在住のきつねです!

寒い地域に住んでいると、スキーやスノーボードを趣味にしている人達からは羨ましがられますが、僕にとっての冬は、ただただ寒くて辛いだけ。
天然ステイホームの季節なんです。

そして、雪国での生活って、雪掻きをしたり、重たい灯油タンクを運んだりとなにげに労力を使いますし、暖房器具や雪グッズ以外でも色々と準備することもあって、意外とお金もかかるんです。

そんな雪国生活の実態や必需品などについて、雪国生活数十年の北きつねが、あれやこれやと解説いたします。

雪国に興味があるけど実際はどんな生活をしているの?
寒い地域に転勤になったけど何を準備すればいい?
雪国住民はどんな物を使っているの?注意することはある?
など、雪国の情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

下記の2回に分けて記事を書いていますので、興味のある記事をご覧ください。

  1. 雪国での家探しのポイント~寒い地域ではこんな建物を選ぼう(不動産編)
  2. 寒い地域に住むための必需品~雪国住民はこんな物を使っています

スポンサーリンク

それでは、1.「雪国での家探しのポイント~寒い地域ではこんな建物を選ぼう(不動産編)」を見ていきましょう。

日当りが良い建物を選ぼう

どこに住んでいても言えることですが、日当たりが良いか悪いかで、部屋の中の温度は変わります。
寒い地域では、その影響が顕著にあらわれるので、必ず日当たりが良い建物や部屋を選びましょう
朝起きる時に寒いのが苦手な方は、朝日が昇る東側の部屋を選び、夜寝る時に寒いのが苦手な方は、夕方に長く日が差し込む西側の部屋を選ぶと暖かいです。
これは、一軒家に住む方も同じです。
ちなみに、日当たりが悪い部屋だと、暖房を運転する時間が長くなるので、電気や灯油などのエネルギー使用量が増えることになりますよ。

窓がペアガラスまたは2重サッシの建物を選ぼう

まず、それぞれについて説明しますと、ペアガラスとは、2枚のガラスの間に空気(ガス)層が設けられたガラスです。
2重サッシとは、既存の窓の内側に新たに窓を設置したもので、内窓、インナーサッシ、2重窓とも呼ばれています。
ようするに、ペアガラスはガラスのみが二重になっているもので、2重サッシは窓枠ごと2重になっているものになります。

部屋は、窓から外へ大量に熱が逃げるので、寒い地域だと、通常の1枚ガラスはあきらかに部屋の冷えが早く、ガラスの結露が大量に発生し、サッシ廻りが水浸しになります
そして、暖房エネルギー使用量も増えます(夏は冷房使用量抑えられます)。
一方、ペアガラスや2重サッシの場合は、ガラスの結露はほとんど無く(サッシが濡れることあり)、部屋の冷えも緩やかになります。
寒い地域で物件を探す際は、窓ガラスもぜひチェックしてください。
寒さが苦手な方は、窓がペアガラスまたは2重サッシの建物を選びましょう

ちなみに、ペアガラスと2重サッシの違いとしては、断熱効果はあまり大差がないように感じますが、2重サッシのほうが防音効果は高いです。
ただし、2重サッシは、窓を2回開け閉めしなくてはいけないというデメリットもあります。

恥ずかしながら、僕は寒がり屋にもかかわらず現在はシングルガラスの部屋に住んでいます💦
部屋がめちゃくちゃ冷えやすいし、結露で窓ガラスはべたべただし大変・・・
(もちろんペアガラスや2重サッシの家にも住んだことはあります)

対策として、各部屋の窓ガラスに防寒シート(プチプチシート)を貼ってみたら、以前より冷えが抑えられているように感じています。ただし、それでもまだ結露はあるので、「結露とり」という便利グッズも愛用しています。下に防寒シートとそれを貼るたもの養生テープ、結露とりのリンクを貼っておくので、自分に合ったものを探してみてください。

created by Rinker
¥309 (2022/09/29 06:05:39時点 楽天市場調べ-詳細)

1階ではなく、2階以上のフロアの部屋を選ぼう

2階以上のフロアの部屋であれば、下の部屋の熱で自分の部屋の床下が暖められます。
1階は床から冷やされるので、あきらかに寒いです!
なんか最近部屋の中が寒いなーと思っていると、自分の下の部屋が空き部屋になってたりします💦
という訳で、なるべく1階は避けましょう
ただし、反対に夏は高層階ほど暑い環境になるので、覚悟しましょう。

角部屋よりも、両側に部屋がある真ん中の部屋のほうが、暖かい

僕は、色々な建物を管理する仕事をしていたのですが、建物の配管が凍結で破裂するのは、圧倒的に角部屋が多かったです。
ただし、真ん中の部屋だと、日当たりが悪くなるような場合は、角部屋であっても、日当たりが良い部屋を優先して選びましょう
やっぱり日当りが一番影響があるからです。
騒音よりも暖かさを重要視する方は、日当りがよく、真ん中の部屋を選びましょう

川沿いの物件は避けよう

なぜか、市街地であっても、川沿いの物件は他の場所よりも気温が寒く感じます
といっても、川の水で周辺の空気が冷やされる訳ではありません。
(川の水の温度よりも気温のほうが低いので・・・)
たぶん、川に沿って冷たい空気が効率よく流れ込むため、冷却効果が大きくなり、結果、川沿いの物件は寒く感じるのだと思います。
寒さが苦手な方は、市街地であっても川沿いの物件は避け、一つ通りを入った物件をなるべく選ぶといいです。

田舎よりも街中の物件を選ぼう

ぽつんと一軒家だと、建物が全方向から冷やされますが、他の建物で囲まれたような街中の立地だと、風にあたりにくいので、冷えにくいです。
そして、市街地だと、アスファルトやコンクリート面が多いので、日中の熱が保温されていて、暖かいのです。(これは、夏の都会が灼熱地獄になるのがいい例ですね。)
とは言いつつも、正直、他に比べてこの影響は少ないと思うので、優先順位は低くて良いです。
ほんとに寒い地域だと、日中も気温が低いのでアスファルトなどはずっと冷えたままなので・・・💦

屋根付きの駐車場が理想

これは、車を使用する方に限った話になりますが、降雪量が多い地域では、とにかく雪掻きを頻繁にすることになります。
朝、車に積もった雪を降ろし、車を出すために駐車場の雪掻きをしてから出勤。
会社から帰る時も朝と同じで、車の雪おろしと雪掻きをします。
そして、家に帰って来るとまた駐車場に雪が積もっていて車を停められないので、雪掻きをすることになります。
さらに、僕の場合、僕と奥さんそれぞれの実家の雪掻きもしているので、凄まじいダイエット効果を発揮しています。だからムンクの叫びなのです!
これが、屋根付きの駐車場だと、なんということでしょう。
家で車のためにしていた雪掻きが、ほぼ無くなります。
朝の準備の大幅な時短になりますし、体の疲労も半減します。
ほぼ毎日のことなので、かなり大きな効果があります。
実際、こちらの地域の一軒家は、家にカーポートを付ける方が多いです。
車に乗る方は、間違いなく屋根付きの駐車場物件を探すことをおすすめします

大家さんが親切な物件(防風シート設置・除雪)を選ぼう

大家さんが親切かどうかなんてなかなかわからないのが普通ですが、雪国ならではの見るポイントがあります。
それは、建物の共用部に防風シートが付けてあるかどうかです。
雪国では、建物の廊下や階段に雪が吹き込むので、親切な物件だと、その対策として冬期は廊下などの外側をシートで覆ってくれます。
もちろん、寒さ対策にもなっています。

そして、もうひとつの見るポイントは、駐車場の雪掻きが綺麗にされているかです。
物件によっては、駐車場をタイヤショベルでこまめに雪掻きしてくれるところがあります。
賃貸アパートなどの場合、基本的には住人が協力して雪掻きをするのですが、このように、大家さんが雪搔きをしてくれる物件もあるんですよ。
駐車場もぜひチェックしてみてくださいね。

豆知識~不動産編

寒い地域に住むうえで、注意しなければいけないことがいくつかありますのでご紹介します。

冬が来る前に凍結防止ヒーターをチェックしよう

寒い地域では、建物の水まわりの配管に凍結防止ヒーターが付いています。
配管の凍結破損を防ぐために、配管に、紐状の電熱ヒーターが巻き付けてあるんです。
通常は、冬季前に大家さん(または不動産屋さん)が電源を入れてくれますが、たまに、住人自身が電源を入れないといけない物件もありますので、必ず住む前に、取り扱いを確認してください。
電源を入れるといっても、ヒーターのコンセントを差し込むだけがほとんどなので、安心してください。
ちなみに、冬期は、この凍結防止ヒーターの使用で電気代が上がるのですが、外気温を検知して寒い日だけ自動で凍結防止ヒーターの電源が入るという物件もあります。
電気代を抑えたい方は、自動の凍結防止ヒーターの物件を選ぶのも良いと思います。

2~3日留守にする時は水抜き作業しよう

僕たちが生活で出す熱量というのは大きなものらしく、いくら凍結防止ヒーターが作動していたとしても、2~3日の期間、家にいなかっただけで、水まわりの配管が破裂することがあります。
これは、それぞれの建物の構造や居住状況などによって、発生条件は変わりますが、僕の経験上、最低気温がマイナス8℃以下になるような日や、最高気温が0℃を下まわる日が何日か続く時などに起こりやすいです。強烈な寒さでいっきに配管が凍って破裂するのか、昼間も気温が上がらずジワジワと時間をかけて凍るか、という2つのパターンがあります。
対策として、常に水を流しっぱなしにするという方法もありますが、水がもったいないので、通常は、水抜きという作業をします。
2~3日の期間、家を留守にする場合は水抜き作業をしましょう。
そもそも、なぜ凍結で配管が破裂するかというと、水(液体)が凍る(個体になる)と膨張する(体積が増える)ため、その力に配管が耐え切れず破裂するんです。
だから、配管の中で水が凍らないように、部屋(家)の水配管の中の水を抜きます。
水の配管が破裂すると滝のように水が流れ、ほんとに大騒ぎになります。
ちなみに、もしも水漏れが発生した時は、すぐに水の元栓を閉めましょう

それでは、水抜きの基本的な作業内容を見てみましょ。
①必ずいちばん最初に部屋(家)の水の元栓を閉める
賃貸の場合、部屋の外の地面か、隣の部屋との間にあるパイプシャフトに元栓があることが多いです。
②洗面所・風呂場・キッチン・洗濯機など全ての蛇口(水・お湯)を開ける
部屋の元栓を閉めてあるので、しばらくすると水は止まるはずです。
完全に配管内の水を出しきりましょう。
水栓器具に水抜き栓があるもの(器具の横とか下にあるネジのようなでっぱったもの)は
外して水栓器具内の水も抜きましょう。
給湯器がある部屋(家)は水抜きをしましょう。
給湯器のガスの元栓を閉める。
給湯器の水の元栓を閉める。
給湯器の排水コックを開けて排水する。
給湯器本体各所の水抜き栓を外して水を抜く(3か所くらいの機器が多いかな)。
この他、配管の排水コックを開ける建物もあり、建物や給湯器の種類で方法が違うので、かならず給湯器などの取扱説明書を確認して作業を行ってください。
凍結破損で一番多いのが建物外部に備え付けの給湯器なので気を付けましょう。

上記の作業で配管や給湯器の中の水が無い状態になれば、凍結で配管が破裂することはほぼありません。

そして、再び使用を開始する前は、忘れずに必ず元の状態に戻してください!
部屋(家)の元栓をいきなり開けると、栓を開けた箇所から一斉に水が噴き出します。
水抜きとは逆の手順で、元の状態に戻していきましょう。
開けた蛇口を閉める、外した水抜き栓を取り付ける等を行い、とにかく部屋(家)の元栓を開けるのは必ず最後に行い、水漏れする箇所がないかを確認しながら、少しづず様子をみて開けるようにしてくださいね。

落雪と雪捨て場にご注意を

降雪量が多い地域では、屋根からの落雪(つらら等)に注意してください。
降り積もった雪は、圧縮されて氷の塊になるので、石のように固くなり、重量もかなり重いです。
運悪く当たれば、大怪我です。
最近は、落雪を防止する部材を設置している建物も増えてきましたが、外気温が高い日、天気が良い日は落雪が非常に多いので特に注意してくださいね。

あと、雪掻きをした時の雪の取り扱いについても気を付けてください。
周りが空き地や田畑のような田舎の場合は、比較的自由に雪を捨てられますが、市街地の場合は雪捨て場が指定されていることが多いです。
側溝に雪を捨てると、雪で側溝が詰まり、水が溢れてしまいます。
大きな川や空き地が雪捨て場に指定されていることが多いので、一度、住む地区の指定された雪捨て場を調べておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました