傷んだ髪の内部に栄養分を浸透させて補修する役割のトリートメント、皆さんはどのように選んでいますか?
実際、お店に行くと、商品がとにかく沢山あって、どれを選べばいいのか悩みますよね。
先日、「トリートメントはどこで購入していますか?」というアンケート結果を目にしたのですが、ヘアサロンで購入している方は約15%程度で、その他の方々は自分で選んで購入しているそうです。
ヘアサロンで購入している方は、美容師さんに相談し、プロのアドバイスをもらって購入されているので安心ですが、それ以外の方々は、自分だけの知識や感覚で選んで購入しているので、本当に自分の髪質に合っているのか少し不安があるのではないでしょうか。
今回は、そんな不安をお持ちの方に向けて、「トリートメント」を徹底的に解説します。
この記事を読んで頂ければ、トリートメントに関する知識をひと通り得られることを目指しましたので、少し長いですが、自分に関係するところだけ読んで頂けたらと思います。
トリートメントと髪の特徴を知って、自分の髪にいちばん合うトリートメントをぜひ見つけてくださいね。
トリートメントの基礎知識
まず初めに、自分に合ったトリートメントを選ぶうえで、最低限知っておきたい用語やトリートメントの特徴などについて解説していきます。
「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の違い
トリートメントの使い方は、大きく2つのタイプに分かれます
「インバストリートメント」は、その名のとおり、お風呂場でシャンプ-直後の濡れた髪につけるトリートメントです。
キューティクルが開いている濡れた状態で行うので、髪に必要な栄養分やダメージ対応の成分が髪の内部にまでしっかりと浸透します。
髪につけた後はしばらく放置し、必ず洗い流すのが特徴で、髪をしっとりさせる効果が高いという傾向があります。
いっぽう、「アウトバストリートメント」もその名のとおり、お風呂を出て髪を乾かした後につけるトリートメントです。
栄養分を与えたり、髪の乾燥や静電気、紫外線からのダメージから守ってくれたり、ツヤを出す目的など用途がさまざまです。
髪につけた後洗い流さず、髪に付けたままなのが特徴です。
ダメージから髪を守るだけでなく、くせ毛を落ち着かせたり、猫っ毛にハリを与えることもできるのも魅力です。
それぞれの役割を簡単に言うと、インバストリートメントは髪の内部に浸透させてダメージを補修する役割があり、アウトバストリートメントはそれに加えてさらに外部もしっかり守ってくれるというイメージです。
最後の章に、インバストリートメントのおすすめ商品を掲載しているのでぜひ参考にしてください。
インバストリートメントはクリームやミルクっぽいのがほとんどだけど、アウトバストリートメントはミストみたいなのが多いですよね。何か違いはあるんですか?
そうですね、トリートメントには、クリームやオイル、ミストなど色々な種類があります。
どのように使い分けたらいいのかわからないという方のために、ここからはそれぞれの特徴と、どのような髪に向いているかをレクチャーしていきますね。
トリートメントの「種類」と特徴を知ろう
トリートメントの形状としては、次の6種類があります。
- クリーム
- ミルク
- ジェル
- オイル
- ミスト
- スプレー
それぞれの種類の特徴を知って、ご自身の髪の毛に合ったタイプのトリートメントを選んでください。
「クリーム」タイプ
クリームタイプは、髪に適度な栄養と水分を与えてくれます。
髪のまとまりがよくなるので、くせ毛やダメージヘアの方におすすめです。
インバストリートメントではクリームタイプとミルクタイプが一般的で、スタイリング剤として使えるものもあります。
「オイル」タイプ
オイルタイプは、油分が多くて重みのある仕上がりになり、髪の表面のツヤも出やすいので、髪が太くて硬い方はしっとりとした仕上がりになり、乾燥が気になる方にもおすすめです。
また、髪の広がりを抑えてまとまりやすい髪にしてくれるので、髪の量が多い方や広がりやすい髪の方におすすめです。
「ミルク」タイプ
ミルクタイプは、オイルよりも水分を含んでいるので、髪の水分量を整える効果が期待できます。
傷んだ髪を内側から補修する効果があるので、ダメージヘアに悩んでいる方におすすめです。
「ジェル」タイプ
ジェルタイプは、保湿効果に優れているので、やわらかい質感を髪に与えてくれます。
クリームやミルクタイプよりも髪にさっとなじみ、さらっと仕上がるので、髪がよく絡んでしまう方におすすめです。
「ミスト」タイプ
ミストタイプは、霧状にさっと振りかけるだけなので、手軽にさらっとした質感に仕上げることができます。手に直接つける必要がないので使いやすいです。
髪が細くてペタっとなりやすい方、べたつきが気になる方、サラサラに仕上げたい方などは、ミストタイプのアウトバストリートメントがおすすめです。
「スプレー」タイプ
スプレータイプは、ミストタイプとほぼ同じ特徴です。
ミストタイプよりも勢いが強く噴霧され、トリートメント効果とあわせてスタイリングをすることもできます。
「シリコンイン」・「ノンシリコン」の違い
トリートメントの表記をよく見てみると、「シリコンイン」と「ノンシリコン」の2種類あるけど、それは一体何が違うの?
シリコンが入っているかいないかの違いだと言うことはわかるけど、たしかに気になるよね
シリコンとはコーティング成分の一種ですが、ケミカルなものなので、オーガニック志向の人にはノンシリコンが注目されています。
ではそれぞれの特徴や選び方について、その疑問をここで解決しましょう!
シリコンイン
シリコンイントリートメントには、髪のうるおいを保つ効果や静電気防止の効果があり、しっとりとまとまりのある髪型に仕上げたいときに最適です。
シリコンがキューティクルに付着しコーティングしてくれるので、手触り感と艶感(ツヤカン)がアップするのが特徴です。
ただし、シリコーンはコーティング力が強いので、頭皮や肌についたままだとニキビや痒み、抜け毛などの原因になります。
吹き出物ができたことのある敏感肌の方は、地肌につかないように気を付けましょう。
髪のダメージケアにはシリコンインのトリートメントが向いているみたいだね。シリコンは、髪の毛には良いけど頭皮にはあまりよくないんだね。
ノンシリコン
ノンシリコントリートメントは、ダメージを補修しながらハリやコシを出してくれるので、細くて柔らかい髪質の方に向いています。
敏感肌で頭皮が荒れやすい、フケが出る、などのトラブルが起こりやすい方は、ノンシリコンのトリートメントを使うと良いでしょう。
インバストリートメントのシリコン剤は効果は大きいですが、いちど髪に付着すると落ちにくいです。
地肌に残ると抜け毛やアレルギーなどのトラブルに発展することもあります。
アウトバストリートメントに入っているシリコン剤は、シャンプーで落ちるタイプがほぼ配合されています。
比較的、地肌につくことが少ないので、地肌トラブルを防ぎやすいです。
自分の髪に合ったトリートメント
ここまでは、「トリートメント」に焦点を合わせて解説してきましたが、ここからは、皆さん個々の「髪の毛」に焦点を当てて、どんなトリートメントを選べば良いのかを解説していきます。
自分の「髪質」から選んでみよう!
皆さん、自分の髪質はどんなタイプですか?
細くわらかい髪、太くてかたい髪、くせ毛だ・・・
色んなタイプがありますが、意外と髪質の悩みがある方も多いのではないでしょうか。
中には髪質は普通でとくに悩みがないという方もいるとは思いますが、猫っ毛ですぐぺちゃんこになる、ボリュームが多く広がりやすくて困る、くせ毛で雨の日が苦手だなど、よく聞きますよね。
トリートメントにはさまざまな種類があるので、自分の髪質に合ったトリートメントをしっかりと選べば、トリートメントの補修効果だけではなく、今までの髪の悩みも少なからず軽減できます!
ここでは、それぞれの髪質ごとに、どんなトリートメントが合うのかを解説していきます。
それでは、どのタイプのトリートメントが自分の髪に合っているのかをしっかりと見極めていきましょう。
「太い・かたい」髪
太くてかたい髪の方は、インバストリートメントもアウトバストリートメントも油分が多めで重ためのオイルタイプを選びましょう。
オイルタイプのインバストリートメントを使うと、しっとりした仕上がりになります。
また、オイルタイプのアウトバストリートメントをつかうことで、ツヤツヤのきれいなヘアスタイルを楽しむことができます。
「量が多い・ボリュームがでてしまう」髪
量が多くボリュームが出てしまう方は、水分が多いモイスチャートリートメントがおすすめです。
モイスチャートリートメントは、保湿成分が髪の内部にまでしっかりとうるおいを補修してくれるので、乾燥によるパサつきや広がりを抑え、しっとりまとまる髪に仕上がります。
植物性オイル(ホホバオイルやアルバンオイルなど)を多く配合しているオイルタイプのアウトバストリートメントを選びましょう。
膨らみを抑えまとまる髪に仕上がります。
髪の毛が硬かったりボリュームが多い人はオイルタイプがいいんだね
量が多い・ボリュームがでてしまう髪の方は、後で記述している「ロングヘア・広がりやすい髪」と悩みが共通する部分もあると思うので、そちらと合わせて読んでみてください↓
※「ロングヘア・広がりやすい髪」の記事へはここから飛べるよ
「くせ毛」の髪
くせ毛が気になる人は、髪の保水力を高めて補修をするトリートメントを使うことが重要になります。
インバストリートメントの種類としては、髪に適度な水分と栄養を与えて髪のまとまりがよくなるクリームタイプを選ぶといいでしょう。
空気中の水分で髪のくせやうねりが出てしまうので、髪の外側から余計な水分を吸収しないよう、オイルタイプのアウトバストリートメントでしっかりガードをしましょう。
くせ毛の私にとっては、雨の日がホント嫌だったけど、今度から試してみるね
雨の日は、猫っ毛にとっても、ぺたんこになるから嫌なんだよ~
それではきつねさん、次に猫っ毛について見てみましょう
くせ毛の髪の方は、後で記述している「まとまらない髪(くせ毛など)」と悩みが共通する部分もあると思うので、そちらと合わせて読んでみてください↓
※「まとまらない髪(くせ毛など)」の記事へはここから飛べるよ
「細い・やわらかい」髪
細くやわらかい髪の方は、油分が少なく、水分が多いインバストリートメントを選びましょう。
クリームタイプが良く、とにかくオイルタイプは避けましょう。
アウトバストリートメントはさらっとした仕上がりで軽めのスタイルに仕上がるミスト・スプレータイプ選ぶといいでしょう。
なるほどー、僕はオイルタイプを使っちゃダメなんだね
「量が少ない・ぺちゃんこになる」髪
髪の量が少なく、すぐぺちゃんこになる方は、ハリやコシを出してくれるノンシリコントリートメントのインバストリートメントを選びましょう。
軽めのオイルタイプやミルクタイプのアウトバストリートメントで「キューティクルの保護」をするのも効果的です。
基本的にはミストタイプやスプレータイプのアウトバストリートメントを選びましょう。
ノンシリコントリートメント!了解です!
猫っ毛やショートヘアの方は、しっとりしすぎるトリートメントを使うとボリュームダウンしがちです。トリートメントのタイプだけではなく、髪にハリやコシを与える成分が配合されているかについてもチェックしてみましょう。
人の髪は主に「ケラチン」というタンパク質で作られていますが、ヘマチンはこのケラチンタンパク質と結びつき、髪のダメージしている部分を補うため髪の補修をする作用があります。
そのため、髪が強化されハリコシが出るので髪のボリュームUPにも繋がります。
商品裏ラベルにある成分表から成分の記載有無をチェックするのですが、通常、製品の成分表は配合量が多い順に書かれているのがポイントです!
「普通・悩みがない」髪
髪質が普通でとくに悩みがない人は、基本的に何を使ってもOKなので、一般的なクリーム・ミルクタイプのインバストリートメントを使うのが無難です。
ただし、髪の痛みを防ぐために、べたついたり重くならないミストタイプのアウトバストリートメントを使う習慣を普段から身に着けたいですね。
悩みが無いなんて羨ましすぎる・・・本当?
髪の「状態」から選ぼう!
上記では、「髪質」ごとに解説してきましたが、次は、髪の「状態」ごとにどのトリートメントが合うのかを解説していきます。
たとえ同じ髪質であっても、カラーやパーマでダメージがひどかったり、乾燥している、ロングまたはショートヘアだなど、人によって髪の状態は違います。
最大限の補修効果が得られるように、自分の今の髪の状態に合ったトリートメントは何なのかをしっかりとチェックしてみましょう。
カラーやパーマで傷んでいる髪
ヘアカラーやパーマ後のケアをしたい方には、髪に適度な水分と栄養を与えてくれるクリームタイプやミルクタイプ、髪をコーティングして保護するシリコンイントリートメントがおすすめです。
傷んでいる状態の髪には、下記の有効成分が配合されたトリートメントも効果的です。成分表をチェックしてみましょう。
カラーやパーマで傷んでいる状態の髪には、ダメージ補修成分である下記の植物性オイル配合のトリートメントが効果的です。
その他、ヘアカラーやパーマ後のケアをするなら「ヘマチン」「ジメチコン」「クエン酸」「加水分解ケラチン」などの成分も効果的です。
「ヘマチン」
カラーやパーマをした後の髪に残っている「過酸化水素」という活性酸素が、ダメージの原因になるのですが、ヘマチンにはこの過酸化水素を消去する作用があるため、カラーやパーマ後に使用すると、余計なダメージから髪を守ってくれます。
また、ヘマチンには、ヘアカラーやパーマが長持ちするという効果の他、白髪予防、抜け毛の防止、紫外線の影響軽減、アンチエイジング、消臭作用、などの効果もあります。
「ジメチコン」
代表的なシリコーン成分で、髪をコーティングして保護することにより、髪内部のうるおいを補い保つことができます。
「クエン酸」
健康な状態の髪は弱酸性ですが、ヘアカラーやパーマ後にはアルカリ性になります。
アルカリ性の髪はキューティクルが開いてカラーやパーマ剤が流れ出てしまう状態なので、髪のキューティクルを閉じこめるために、「クエン酸」などのpHを整える成分が効果的です。
へぇー色んな成分があるんだね
オルガン、シバター、ヘチマ・・・わけわからんぞい
パサつき乾燥・ダメージケア
乾燥対策やダメージケアには、保湿や補修成分を配合した、浸透性の高いトリートメントがおすすめです。
シリコンもコーティング力があるので、パサつき乾燥や髪の広がりを抑える効果があります。
以下の成分が配合されているトリートメントも効果的です。
湿成分に加えて、下記のような動物油や植物油といった油分をバランスよく補うことも重要です。
おいしそうじゃな
ちょっと!
おじいちゃん!
「ロングヘア・広がりやすい」髪
シリコンは、髪を保護してツヤ出し効果やパサつき防止の働きがあります。
コンディショニング成分は、指通りをよくし、静電気の帯電を防ぎ、乾燥などの外部ダメージから髪を守る役割があります。
「量が多い・ボリュームがでてしまう髪」へはここから戻れるよ
「まとまらない」髪(くせ毛など)
ヘアケアによってまとまりのよい髪にするためには、油分と水分を補い保つことと、ツヤ成分がポイントです。
くせ毛には保水力がないので、水分を髪にとどめておくための油分が必要です。
水分を補った後に、上記のような高い保湿力のある成分や浸透性が高い油分で毛髪に蓋(フタ)をしてあげましょう。
水分と油分を補い保つことは、髪のツヤを保ち、しなやかにすることに効果的です。
まとまりの悪い毛髪は光が乱反射し、ツヤが出にくくなっているので、上記のような高分子ポリマーなどのツヤ出し成分が配合されたトリートメントで、パサつきのない艶やかな髪に仕上げましょう。
高分子ポリマー成分は、髪をコーティングして髪のまとまりをよくしてくれます。
ドライヤーやアイロンを使う際にも、事前に塗布してコーティングしておけば髪を熱から守ってくれます。
「くせ毛の髪」にはここから戻れるよ
「ベタつきやすい」髪
髪のベタつきが気になる方は、オイルタイプのトリートメントは避けてください。
そして、インバストリートメントを使用した後は、洗い流しをしっかりと行ってください。
ミストやスプレータイプのアウトバストリートメントであれば軽い仕上がりです。
頭皮トラブルに困っている方
かゆみや炎症など肌が弱い方は、肌への刺激になる可能性がある以下の成分が入っていないトリートメントを選びましょう。
シリコーンやコンディショニング成分には、毛髪保護や帯電防止の効果がありますが、頭皮や肌に残るとかゆみや炎症を起こす場合があります。
地肌についた場合にはしっかり洗い流しましょう。
髪の仕上がり別
僕はショートだからサラサラに仕上げたいなー
えっと、どこ読めばいいんだっけ・・・
うんうん、私はロングだからツヤ感を重視したいね
レングスやその日の気分によって、理想の仕上がりイメージは変わりますよね。そんなときもトリートメントが手助けをしてくれるので、髪の仕上がり別でも簡単に解説します。
ツヤツヤな髪にしたい
ツヤツヤな髪の毛に仕上げたい方は、油分が豊富なオイルタイプがおすすめです。
とくに、植物性オイルのアウトバストリートメントは、髪の内部までうるおい成分が浸透して髪を美しく仕上げてくれます。
スタイリング剤として仕上げに使うと効果的です。
しっとりまとまる髪にしたい
しっとりまとまる髪にしたい方は、水分の多いモイスチャートリートメントを選びましょう。
保湿成分が髪の内部にまでしっかりと浸透し、うるおいケアしてくれるので、乾燥によるパサつきや広がりも抑えてくれます。
サラサラな髪にしたい
サラサラな髪の毛に仕上げたい方は、ノンシリコントリートメントのインバストリートメントを使用することで、軽い仕上がりになります。
アウトバストリートメントはミストタイプやスプレータイプを使うとよりサラサラ質感になります。
おすすめのインバストリートメント
細毛・軟毛・ショートヘアなどにおすすめ
評価:良い☆→◎→〇→△
サラ ヘアトリートメント 軽やかさらさら サラの香り/カネボウ化粧品
ダメージケア◎/成分◎/軽やかサラサラタイプ/ぺちゃんこになる細髪・ツヤを求める方ショートヘアの方におすすめ/シリコン使用
シリコンの配合量が少なく、ボリュームダウンしがちな髪でもふんわりした仕上がりになります。ツヤもはっきりと出ます。
加水分解コラーゲン・シルク・コンキオリンといった保湿・補修成分を配合していて、やわらかくサラっとした仕上がりになり、指通りも良いです。
ぺちゃんこになる細髪の方や、ツヤ不足に悩む方におすすめです。
着色料(黄色4号・5号といったタール系の食用色素)が配合されている点だけ気になります。
この他、しっとりした仕上がりが好きな方には、「しっとりサラサラ」タイプの商品もおすすめです↓
ラサーナ 海藻海泥トリートメント/ヤマサキ
ダメージケア◎/成分◎/ふんわりうるおいタイプ/細毛・軟毛の方におすすめ/シリコン使用
シリコンとコンディショニング成分の配合量が少なく、ふんわりした髪に仕上がります。
海藻・植物由来の保湿成分である、トチャカエキス・ハマナエキスが配合されているので、毛髪のたんぱく質と結合して、膜のように髪全体を守ってくれます。ドライヤーやヘアアイロンの熱に対する保護効果もあります。
水溶性コラーゲン・加水分解ケラチン・各種アミノ酸と、ダメージケア効果のある保湿・補修成分が配合されているので、うるおい感があり、指通りも良いです。
ボリューム感を維持しやすいので、細毛・軟毛の方におすすめです。
コタ アイ ケア トリートメント Y/コタ
ダメージケア◎/成分〇/やわらかまとまりタイプ/細毛・指通りのよさ重視の方におすすめ/シリコン使用
加水分解ケラチンや各種アミノ酸など保湿・補修成分が配合されてやわらかい髪質に変化し、毛先のしっとり・まとまり感が優秀です。
シリコンとコンディショニング成分の配合量が少ないので、ふんわり・重すぎない仕上がりになります。
指通りの良さがこの商品の一番の売りだと思います。
ただしツヤ感は物足りなく感じるかもしれません。
髪が細い方、髪の触り心地にこだわる方におすすめです。
ダメージヘア(ロングヘア・パサついた髪・広がる髪)などにおすすめ
モイストダイアン パーフェクトビューティー エクストラダメージリペア トリートメント/ネイチャーラボ
ダメージケア☆/成分☆/しっとりまとまるタイプ/ダメージヘア・ロングヘアの方におすすめ/シリコン使用/
高級感のあるおしゃれなボトルが特徴的なエクストラダメージリペアは、傷みが進んだ髪の補修に特化したトリートメントです。安くて人気商品なので、よく目にしますよね。
もちろん我が家でも以前使っていました。
ダメージ補修力が抜群なので、ヘアカラーやブリーチ、パーマ、アイロンなどで傷んだ髪の保護やケアに最適です。毛先までしっとりまとまった仕上がりになります。
セラミド・加水分解ケラチン・ヒアルロン酸などの保湿・補修成分もバランスよく配合され、ダメージヘアやロングヘアの方におすすめです。
ただし、指通りがいまいちなんです。
ダメージ補修力や含まれている成分は間違いなく良いのですが、指通り感だけ気になるんですよね💦
アウトバストリートメントを組み合わせて使えば指通りは良くなりますが、指通り感を重要視される方は、他のトリートメントにした方が良いです。
何と言ってもこの安い価格と、しっかりと髪のダメージケアをしてくれるところが売りなので、おすすめです。
高い商品も色々と使いましたが、正直、ダメージケアに関しては、商品価格でそこまで差は感じません。安いからダメ、高いから良いという訳じゃないです。
コスパが一番良い商品ならこれで決まりです。
コンディショニング成分の配合量が多いので、すすぎ残しがないよう、そしてなるべく頭皮につかないようにも気をつけてくださいね。
この他、髪の広がりを抑えたいなら「エクストラストレート」、ツヤ感を出したいなら「エクストラシャイン」もおすすめです。
ベルーガ トリートメント アミノダメージケア/ストーリア
ダメージケア☆/成分◎/ダメージケアタイプ/パサついた髪・広がる髪の方にもおすすめ/シリコン使用
アミノ酸やコラーゲンなどの保湿成分が入っているのでパサついた髪のケアに効果があり、自然なツヤとまとまった髪に仕上がります。
使用後は毛先までしっかりとうるおい、指通りも良いので、広がる髪の方にもおすすめです。
ダメージ補修タイプのトリートメントとしては、間違いなくまず試してみる価値のある商品です。
こちらもコンディショニング成分が多めに配合されているので、なるべく頭皮につかないように気をつけてください。
購入先により価格が全く違うので気を付けてください。2021年3月5日現在アマゾンの2400円が最安値です。容量が400mlと多いので価格が高く感じますが、1mlあたりの価格はそこまで高くありません。(モイストダイアンが安すぎですよね💦)
洗い流さないトリートメント・ヘアオイル「モロッカンオイル」
美容室専売品・サロン専売品として人気があります。
必須脂肪酸 (保湿成分)やビタミンE(美容成分)を豊かに含むアルガンオイルは、 自然な形で肌をイキイキとさせ、髪のしなやかさをアップし、傷んで元気の ない髪に輝きを与えます。
モロッカンオイル正規販売店へはこちらからどうぞ↓
ディープレイヤー トリートメントG/ビューティーエクスペリエンス
ダメージケア☆/成分◎/しっとりツヤツヤタイプ/ダメージヘア・ロングヘア・パサついた髪の方におすすめ/シリコン使用
加水分解系の浸透性の高い補修・保湿成分や各種セラミドなど髪に必要な成分がしっかりと配合され、しっとり髪をキープします。
シリコンの含有量が多くコーティング力が強いので、指通りはよく、まとまりのある髪に仕上がります。
ダメージを受けたロングヘアやパサつきが気になる髪におすすめのトリートメントです。
ただし、人工的なツヤの質感と、価格が高いところがネックです。
この商品も購入先により価格が全く違うので気を付けてください。2021年3月5日現在アマゾンの2979円が最安値です。1mlあたりの価格は高いですね。
インプライム モイスチャートリートメント ベータ/ビー・エス・ピー
ダメージケア〇/成分☆/しっとりタイプ/ダメージヘアの方、保湿力重視の方におすすめ/シリコン使用
保湿効果・補修効果に優れたアルガンオイルなど、保湿効果のある成分(植物由来の幹細胞エキスや水溶性コラーゲン、セラミド)を多数配合しているので、保湿力がとても高いトリートメントです。
パーマやカラーでパサパサに傷んだ、枝毛や切れ毛などのダメージヘアへのケアにぴったりです。
しっとり感と毛先のまとまりがあり、やや重めの仕上がりになります。
指通りは良いですが、ツヤ感が少し物足りません。
ダメージヘアの方におすすめです。
その他のおすすめ
ジェミールフラン トリートメント ジューシーグロッシー/ミルボン
ダメージケア◎/成分〇/しっとりツヤツヤタイプ/ボリュームダウンしたい方、ロングヘアの方、指通りのよさや髪のツヤ重視の方におすすめ/シリコン使用
サラサラ・なめらか・しっとりの3種類展開で、こちらはしっとりタイプの商品です。
ダメージ補修成分のほか熱保護成分も入っており、毛先までうるおった質感で指通りがとても良いです。
乾かすたびに髪にツヤを与えるヒートグロスPPT(ポリペプチド)配合なので、髪のツヤが出ます。
保湿成分にモイスチュアリピッド、毛髪補修成分にはCMADKを採用し、髪にうるおいを閉じ込めダメージを補修します。
ボリュームダウンしたい方やロングヘアの方におすすめです。
スカルプD ボーテ 薬用トリートメントパック ボリューム(医薬部外品)/アンファー
ダメージケア△/成分☆/ふんわりタイプ/頭皮と髪の両方のケアをしたい方・細毛の方におすすめ/ノンシリコン
ノンシリコンのトリートメントです。
毛髪・頭皮の汗臭を抑える成分やふけ・かゆみを防ぐ成分、切れ毛・枝毛を防ぐ成分など、頭皮と髪の両方のケアをする成分が配合されており、ふわっと軽い仕上がりになります。
頭皮と髪全体にマッサージしながらなじませることを推奨しているトリートメントで、地肌につけても成分的には問題はありません。
成分はとても良いのでツヤ感はありますが、指通りが良くなく、毛先のまとまりもいまひとつなので、ダメージヘアやロングヘア、剛毛の方は使用を避けましょう。
トリートメントを選ぶポイントについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
商品数がとにかく多いので、数に惑わされず、自分の髪にいちばん合った商品を冷静に見極めることが大切です。
ぜひ記事で紹介しているポイントや選び方を参考に、自分の髪質に合ったトリートメントを探してみてくださいね!
長くなりすぎたので、アウトバストリートメントの記事は、後日、記述したいと思います。
お疲れ様でした!
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